防犯カメラに必要な上り速度は?台数別の考え方
公開 2026-07-29 / 読了目安 6分
クラウド録画型カメラで重要な上り通信を、台数・画質・常時録画の違いから計算し、回線選びの注意点を解説します。
結論
クラウド録画カメラは上り通信を継続して使います。必要量は画質・フレーム数・圧縮・台数で変わるため、製品仕様の1台あたり必要帯域に台数と余裕を掛けて判断します。
先に確認する3項目
- 製品仕様で1台あたりの上り帯域を確認する
- 全台同時録画と他の業務通信を合算する
- 設置後にピーク時間の上り速度を測る
なぜ上り速度が重要なのか
Web閲覧は主に下り通信ですが、クラウドカメラは映像を外部へ送り続けるため上り通信を使います。上りが埋まると、決済やファイル送信にも影響する可能性があります。
台数別に考える計算方法
製品仕様に『1台あたり推奨上り○Mbps』があれば、その値に同時稼働台数を掛けます。さらにPOS、オンライン会議、バックアップなどの分と余裕を加えます。最大速度ではなく、営業時間中の実測値で判断します。
通信量を抑える設定
解像度、フレームレート、常時録画・動体検知、保存期間を調整できる製品があります。防犯上必要な画質を保ちながら、不要な高設定を避けます。設定変更が保存映像の確認性へ影響しないかテストします。
業務通信と分ける
対応ルーターならカメラ用ネットワークを分け、通信の優先度を設定できます。カメラ本体も初期パスワードを変更し、メーカーの更新情報を確認します。
よくある質問
- Q. 1Gbps回線なら何台でも置けますか?
- A. 契約上の最大速度と実測値は異なります。カメラ仕様、同時台数、他の通信を合算して判断してください。
- Q. 録画機を店内に置けば上り通信は不要ですか?
- A. 店内保存だけなら常時のクラウド送信を減らせますが、遠隔確認やバックアップで通信する場合があります。